突発的な病気や災害などで、急にお金が必要になることもありますね。
そんなとき、貯金もなく貸してくれる人もいなければ、給料の前借り? それともサラ金? と考えてしまいます。
が! ちょっと待ってください。
次の給料日まで待たなくても、すでに働いたぶんの給料は払ってもらえます。
非常時の場合、労働者が請求すれば使用者は給料日前でもすでに働いた分の給料は払わなければなりません。
どんな場合が非常時かというと、労働者自身や労働者の収入で生計を維持する者が以下のような状況になった場合です。
- 出産した場合
- 病気になった場合
- 被災した場合
- 結婚した場合
- 死亡した場合
- やむを得ない事情による1週間以上の帰郷の場合
この制度は「すでに働いた分」の給料を請求できるものですから、タイミングによってはまとまった金額にはならないこともあります。
しかし給料日まであと数日というところで非常事態になった場合は、非常時払いをしてもらえることを思い出してください。